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  • 執筆者の写真Glowly's

ヒカリ

Music&Words by YOU 初夏の街の片隅誰もいない街路樹の下で 長い長い暗闇から蝉がはじめて空を見る 諦めてしまいそうなシワシワの羽を背負って 土の中には戻りたくないと震える足を伸ばす どんなに考えてもどんなに頑張ってても 何もかもうまく行かなくてすべてを投げ出したくなった いっそこのまま逃げ出せたらどんなに楽なんだろう? でもそんなことを君は望んでいないんだろう? 高く高く君の空をいつかその手に掴むために 今はそこで痛む心の涙を何度も流せばいい 遠い昔に君が見上げた眩し過ぎる空の輝き 数え切れない数の想いと 自分の涙の果てにあったんだ いつか一緒に暮らそうって言ってくれた優しい彼女(こ)や いつも口には出さないけど心配ばかりかけてる人 思えばどれだけの夢や想いを踏み台に僕は 気づけばこんなところまでずっと歩いて来たんだろう 街路樹の下何度も何度も描いたんだ 立派な羽で何処までも大空を駆ける 命のヒカリを散らし小さな足を踏みしめて やがて色づいたその羽で 大空へと舞い上がったんだ 雨降りの中 歩みを止めて君はただそこに立っているだけ 過去のヒカリや誰かの夢にただただ深く埋れて行くだけ 土砂降りの中傘も差さずに震える足を踏み出せたなら 雲の切れ間にヒカリ射す時 君の羽は色付いてるから 高く高く君の空をいつかその手に掴むために 今はそこで痛む心の涙を何度も流せばいい 遠い昔に君が見上げた眩し過ぎる空の輝き 数え切れない数の想いと 自分の涙の果てにあったんだ ヒカリを目指せ ヒカリを目指せ ヒカリを目指して 行け



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